スポンサードリンク

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために レビュー

スポンサードリンク




ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために レビュー

ツイッターのタイムラインに流れてきた本「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために」本のレビューも難しいです。幡野広志さんの職業はカメラマン。34歳で息子さんが1歳半の時に治らないがんの告知を受けています。

後悔なしの人生

幡野さんは本の中で「後悔はない。それは、すべてを自分で選んできたからだ」と書かれています。

自分で選んできたから後悔はないという幡野さん。確かに子供は親や環境を選ぶ事ができませんが、大人は自分で選ぶことはできます。困難なことがあったとしても、それはその時その時自分で選んだ道。私はいい歳のおばさんですが、あらためて自分の歩んできた道を振り返ると、何か選ぶことがあった時にベストな選択をしてこなかった時が多かったような感じがします。だからといって、人生をやり直すことは出来ません。今の生活はほどほどに好きですし・・・。これが私の選んできた人生の結果なのかなとふと思いました。だから結果往来なのかな・・。

 余命3年の宣告

傍から見ると、余命3年は酷すぎる。そう言ってはいけないのね。幡野さん自身の話だから。自分が後悔なしの人生であったとしても、幼いお子さんと愛してやまない奥さんとのこれからのことを考えてるに違いありません。本の中からもそういった言葉が書かれてかと思います。

30人との取材への旅 ぼくたちが求めてる自由

ブログでのがん公表。公表はいろんな人が心配されいちいち話をしなかればならない手間を省きたかったからだそうだ。そうすると今度はさまざまな人たちからメッセージをいただくことになる。その中には同じ癌患者の人や患者さんのご家族の方からのメッセージであり、同じ患者として胸襟を開いて自分の心情を正直に吐露してみたかったりもしたのだろう。そして最後は感謝の言葉まで述べられてあるそうだ。

病気を患ってる方だけのみならず、家庭内暴力にあってる人や、アルコール依存症の方など。やがて幡野さんは一冊の本にしてみようと思い30名近くの人に会う旅に出ることになる

3人の方の話

本には3人の方から取材をされてきて、それぞれの方の話と幡野さんの自身の考えなどが織り込まれた話が載っています。Kさんは高校生の時に卵巣がんの告知を受けます。Mさんは中学生の時に最愛の母を乳がんでなくされています。Tさんは子供の頃からいい子だと言われ、でも中学生の時にはいじめを受け、自傷行為を行うようになる。そしてそれはやがて自殺願望にまで達していました。そのTさんは22歳だそうです。それぞえの方がとっても複雑な家庭環境だったり人間関係が描かれてました。家庭内のことは周囲からみると一見わかりそうにないけど、家庭の人間関係ほどついてまわってくるのはないのかなと思わされました。

たとえ大人になったとしても、影響は少なからず残っているものですね。

安楽死

安楽死についてのことも書かれてましたね。日本では実際には安楽死は今現在認められていません。幡野さんは外人にも門戸を開いているスイスの安楽死協会に登録されてるそうです。生命のことなのでそこは真剣に考えねばならないことですが、この本を読んでみて、十分に生きることを努力してきて終末期を迎え本人が穏やかな死を迎えたいと思った時にはそれもありではないかとおもうようになりました。

サポートをする家族や医療従事者の事を考えると難しい話ではありますし、日本人の気質からしてもすぐには法制度は変わらないことだとは思います。

 

生きやすさって何

この本は、ほんと色々なことを考えさせられる本でした。私には難しい本であったと思います。幡野さんの言葉で正直な考えが書かれてるからこそ考えさせられたんだと思います。よくあるドラマみたいな話では全然ないんです。現実がそこには書かれてます

よかったら是非一読してみてください

コメント